19日、北海道旭川市内の国道で、対向車線側に逸脱した乗用車と大型トレーラーが正面衝突する事故が起きた。乗用車は衝突によって大破、運転していた男性が収容先の病院で死亡している。
北海道警・旭川東署によると、事故が起きたのは19日の午前7時ごろ。旭川市西神楽1線11号付近の国道237号線で、北進していた乗用車が対向車線側に逸脱。南進していた35歳男性が運転する大型トレーラーと正面衝突した。
この事故によって乗用車は大破。運転していた42歳の男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で間もなく死亡した。トレーラーもバンパー付近が小破。運転していた男性は足を打撲する軽傷を負っている。
現場は片側1車線で、比較的見通しの良い直線区間。トレーラーを運転していた男性によると、乗用車は衝突の直前に対向車線側へ逸脱してきたという。ブレーキを掛けて減速する様子も見られなかったとしている。
警察では引き続き事故の状況を調べる方針だが、現状では居眠りか漫然運転の可能性が高いという。