飲酒を承知で運転させた責任

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山形県警は18日、運転者が酒気帯び状態であることを認知しながら、家まで送るように依頼を行った鶴岡市内に在住する男2人を道路交通法違反(酒気帯び運転幇助、教唆)の容疑で同日までに書類送検した。

山形県警・鶴岡署によると、問題の事故は今年1月1日に発生している。

同日の午後、鶴岡市藤沢付近の国道345号線で、20歳の女が運転する乗用車が対向車線側に逸脱、52歳の男性が運転する乗用車と正面衝突した。男性は近くの病院に収容されたが、胸などを強打しており、間もなく死亡した。

逸脱した側のクルマを運転していた女は呼気検査で酒気帯び状態だったことが判明。警察では業務上過失致死と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑などで調べを進めてきたところ、事故当時に同乗していた友人2人から「家まで送ってくれ」などと依頼を受けていたことがわかった。

3人は一緒に飲酒を含む食事を行っていたが、2人は「自宅に送ってくれ」と依頼。女は一度はこれを断ろうとしたが、男2人は「大丈夫、捕まらない」などと飲酒運転をそそのかすような言動を繰り返し、結果として女にクルマの運転をさせていたことがわかった。

後に行われた事情聴取で2人は運転をそそのかしたことを大筋で容認。2人が女に酒を飲ませていたこともわかり、警察では「事故への寄与率は高かった」と最終的に判断。2人を道交法違反容疑で書類送検することを決めた。
《石田真一》

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