点滅信号を見落とし、歩行者はねる

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17日、岩手県盛岡市内の国道で、横断歩道を渡っていた女性が走ってきたタクシーにはねられ、死亡する事故が起きた。警察ではタクシーを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

岩手県警・盛岡西署によると、事故が起きたのは17日の午後10時5分ごろ。盛岡市稲荷町付近の国道46号線で、18歳の女性が横断歩道を渡っていたところ、速度を落とさずに進行してきた43歳の男が運転するタクシーにはねられた。

女性は体を数メートル弾き飛ばされ、頭から路上に落下。すぐに近くの病院へ収容されたが、脳挫傷などが原因となり、事故発生から約7時間後の18日午前6時ごろに死亡している。

現場には信号機が設置されていたが、交通量の少ない時間だったこともあり、タクシー側が黄色点滅。歩行者側が消灯状態となっていた。

警察ではタクシー側が安全確認を怠り、減速もせずに漫然と交差点内に進入したことが事故発生に結びついたとして、運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。

《石田真一》

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