トヨタ自動車の国内営業を担当する笹津恭士専務は、8月から営業開始する高級車ブランド「レクサス」店について「商品としては(メルセデス)ベンツ、BMWと競合するが、“おもてなし”は両社以上のものを提供したい」と、自動車ディーラーでは最高の接客やサービスを目指す方針を示した。
ただし、既存のトヨタディーラーとは「まったく別ブランド」とし、「レクサスが上で、トヨタブランドは下という線引きはない」と補足した。
レクサスの展開によりトヨタブランドの高級車を扱うトヨタ店やトヨペット店に対する「顧客の要求レベルも高まる」と見ており、レクサス店での上質の接客サービスは既存トヨタ店にも相乗効果をもたらすとの見通しを述べた。