30m下に転落、バックから逸脱

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13日、愛媛県西予市内の山間部にある市道で、軽トラックが後退中に路外へ逸脱、約30m下まで転落する事故が起きた。この事故で同乗していた29歳の男性が車外に放出され、死亡している。

愛媛県警・西予署によると、事故が起きたのは13日の午後2時ごろ。西予市三瓶町和泉付近の山間部にある市道で、22歳の男性が運転するクルマが後退で進行していたところ、ハンドル操作を誤って路外に転落した。

クルマは斜面を約30m転落。シートベルト未着用の状態で同乗していたか、荷台に乗っていたとみられる29歳の男性が車外に振り落とされた。男性は後に落ちてきたクルマの下敷きとなり、救出時に死亡が確認されている。

運転していた男性は上半身を打撲する軽傷を負い、病院で手当てを受けている。

現場は山間部にある幅員約3.5mの道路。現場にはクルマを切り返して方向転換できる場所がなく、男性は方向転換できる場所までバックで進行しようとしていたらしい。警察では業務上過失致死容疑で事故当時の状況などを聞いている。

《石田真一》

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