13日、マツダのコンパクトカー『デミオ』が、マイナーチェンジを実施した。今回のマイナーでは、フロントマスクを中心に大掛かりなエクステリアの変更を行い、燃費の向上や低排出ガス化など、前期モデルと比較して大幅な性能向上を図った。
また、グレード展開も整理され、従来までは「Casual」(カジュアル)、「Cozy」(コージィ)、「Sport」(スポルト)という3機種のラインナップだったものを、カジュアルとスポルトの2機種に絞り、コージィはインテリアのパッケージオプションという形式を取った。
デミオのマイナーチェンジモデルの開発主査を担当した清地秀哲さんは「グレードを2種類に整理したのは、商品ラインナップを分かりやすくし、標準モデルのカジュアルとスポーツグレードのスポルトのキャラクターを明確にするためです」
「今度のデミオではカジュアルとスポルトで、エクステリアデザインや足回りなど、大きく差別化を図っています。その上で、マイナーチェンジ前のコージィで好評だった、ベージュの内装は、パッケージオプションで残しておりますので、ベージュ内装は、より選びやすくなっています」とコメント。
さらにカジュアルには、スポルトのエクステリアデザインを採用した、「エアロアクティブ」というグレードも用意されており、1.5リットル専用モデルのスポルトの外装パーツを、1.3リットルのカジュアルに装着することも可能となっている。
新しいデミオはグレードは2機種に整理されたものの、様々なオプションを選び分けることで、ユーザーの嗜好に合わせたモデルを、分かりやすく提供できるラインナップになっている。