7日、群馬県太田市内の県道交差点で、タンクローリーとトラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。2台のクルマは炎上し、タンクローリーを運転していた男性が逃げ遅れて焼死している。
群馬県警・太田署によると、事故が起きたのは7日の午前4時45分ごろ。太田市新田大町付近の県道交差点で、西進していたタンクローリーと、南進していたトラックが出会い頭に衝突した。
タンクローリーはトラックの燃料タンク付近に衝突。漏れ出した燃料に引火して双方のクルマは激しく炎上するとともに、数度の小規模な爆発を繰り返した。
トラックを運転していた35歳の男性は炎上前に車外へ脱出したものの、タンクローリーを運転していた男性は衝突によって変形したキャビンによって体を挟まれたことによって逃げ遅れ、鎮火後に焼死体で発見されている。
現場は比較的見通しの良い交差点。信号機は設置されていたが、信号機や制御機にも延焼しており、事故当時の信号表示などもわからなくなっている。
警察では現場の検証を進め、事故発生のプロセスを調べる方針だ。