のり面に乗り上げ、上下逆さになって転落

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5日、千葉県富津市内の館山自動車道(対面通行区間)で、18歳の少年が運転する乗用車がのり面に乗り上げた後に転がり、上下逆さになって対向車線側に転落。避けきれなかった2台のクルマと相次いで衝突する事故が起きた。

この事故で助手席に同乗していた18歳の少年が死亡、運転していた少年を含む3人が重軽傷を負っている。

千葉県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午後9時50分ごろ。

富津市岩坂付近の館山自動車道(対面通行区間)で、館山市内に住む18歳の少年が運転するクルマが道路左側に逸脱。勢いを保ったままのり面を約3mに渡って駆け登った。

クルマはその後にバランスを崩し、上下逆さになって転落、本線上で立ち往生。そこに上下方向から各1台のクルマが接近し、避けきれずにこれと衝突。車体は大破した。

この事故によって横転したクルマの助手席に乗っていた18歳の少年が死亡、対向車を運転していた55歳の男性など3人が重軽傷を負って近くの病院で手当てを受けている。

横転したクルマを運転していた少年は3月30日に免許を取得したばかりで、この日は友人3人とドライブに出かけていた。

警察では業務上過失致死傷容疑でクルマを運転していた少年から事情を聞いているが、事故の状況から速度超過とハンドル操作の誤りが事故の原因と推測している。

《石田真一》

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