丘陵地の駐車場からクルマ転落、民家の屋根を破壊

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12日、山口県岩国市内の駐車場で、乗用車が金網のフェンスを突き破って転落。約5m下の民家の屋根に接触した後、さらに約10m下の市道に転落した。クルマは大破し、運転していた男性は軽傷を負った。

山口県警・岩国署によると、事故が起きたのは12日の午前11時ごろ。岩国市山手町2丁目付近にある駐車場で、62歳の男性が運転する乗用車が金網のフェンスを突き破って、そのまま転落した。

クルマは駐車場の路面から約5m下に位置する民家の屋根に接触。その後、同約10m下にある市道に前部から落ちた。

クルマは道路に叩きつけられた衝撃で大破。運転していた男性が打撲などの軽傷を負った。民家の屋根も大破したが、家の中にいた女性にケガはなかった。

現場は丘陵地に開かれた新興住宅地に一角にある駐車場。乗用車は隣接する市道の坂道を下る途中で駐車場側へ逸脱。そのままこれを突っ切ってフェンスに突っ込んだものとみられる。

男性は警察の事情聴取に対して「衝突や転落のことは覚えていない。途中から記憶にない」などと話しているという。警察では男性が貧血などで一時的に意識を失った可能性があるとみて、さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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