6日、栃木県高根沢町内の県道で、乗用車が対向車線側に逸脱し、順走していた乗用車と正面衝突した。この事故で双方のクルマを合わせ、6人が死傷している。
現場は片側1車線の見通しが悪いカーブ。深夜から未明に掛けては路面が凍結するため、スリップ防止用の砂が一面に散布されていたが、逸脱したクルマはこれによってバランスを崩した可能性が高いという。
栃木県警・氏家署によると、事故が起きたのは6日の午後3時30分ごろ。高根沢町文挟付近の県道で、24歳の男性が運転する乗用車が半分スピンしたような状態で対向車線側に逸脱。順走していた59歳男性運転のクルマと正面衝突した。
この事故で双方のクルマは大破し、逸脱側のクルマの助手席に同乗していた23歳の男性が首の骨を折ってほぼ即死。運転者を含む2人が軽傷を負った。また、順走側のクルマに乗っていた3人が重傷を負い、病院で手当てを受けている。