日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)は、都内で講演し、2007年度末までに女性の管理職の割合を現在の1.6%から5%に引き上げる方針を明らかにした。
これはNPO法人の女子教育奨励会と企業社会責任フォーラムが開催したシンポジウム「女性の活力を組織の活力に」で、ゴーン社長が講演で明らかにした。
ゴーン社長は「国内で新車を購入する人の6割に女性がかかわっている」と述べ、女性を軽視できない情勢を説明、同社としても女性従業員の積極的に管理職に登用して、女性の視点で新車開発やサービスを展開していく構えを示した。