交通規制中の警備員にクルマ突っ込む

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20日、山口県周南市内の国道で、道路工事の現場で交通整理をしていた警備員に対し、上り線を走行していた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。この事故で警備員の男性が死亡した。

山口県警・周南署によると、事故が起きたのは20日の午前5時50分ごろ。

周南市川崎2丁目付近の国道2号線で、道路工事による車線規制を実施していたところ、工事現場の手前で交通整理を行っていた41歳の男性警備員に対し、上り線を走行していた軽ワゴン車が突っ込んできた。

警備員の男性は軽ワゴン車の車体と衝突。そのまま工事現場側に押し出され、後片付けのために停車していた普通トラックとの間に挟まれた。男性は近くの病院に収容されたが、出血性ショックのために間もなく死亡。軽ワゴン車を運転していた23歳の男性ら2人が足の骨を折る重傷を負った。

現場は片側2車線の緩やかなカーブで、当時は双方の中央寄り車線の舗装工事を行うために閉鎖。1車線規制がなされていた。

軽ワゴン車は車線変更の案内を無視するようなかたちで警備員に向かって一直線に進んできたという情報もあり、警察では居眠り運転の可能性も高いとして、運転者の回復を待って業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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