19日、北海道小樽市内の国道で、乗用車が対向車線に逸脱し、大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車は大破し、乗っていた男女4人が死亡している。
北海道警・小樽署によると、事故が起きたのは19日の午後0時5分ごろ。小樽市張碓町付近の国道5号線で、55歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱、32歳の男性が運転する大型トラックと正面衝突した。
乗用車はトラックの下に潜り込むようにして突っ込み、運転席部分を中心に大破している。
この事故で乗用車に乗っていた男女4人全員が全身を強く打ち、収容先の病院で死亡、トラックを運転していた男性が打撲などの軽傷を負った。
現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。当時は路面の凍結は無かったものの、雪解け水が常に流れている湿潤状態だったという。
警察では乗用車が何らかの原因でハンドルを取られ、対向車線に飛び出したことが事故の原因とみて、さらに調べを進めている。