泥酔男がクルマを破壊、さらに飲食代も押し付け

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愛知県警は14日、居酒屋で口論となった男性に殴る蹴るの暴行を行った上、この男性のクルマを破壊。さらには自分たちの飲食代を支払うように強要していた26歳の男ら3人を強盗傷害と器物損壊の容疑で逮捕した。

愛知県警・東海署によると、事件が起きたのは今月10日夜。同日の午後8時30分ごろ、東海市内の居酒屋を訪れていた34歳の男性から「他の客と口論になってクルマを壊された」という内容の通報が寄せられた。

同署員が現場となった居酒屋に急行したところ、この店に客として訪れていた26歳の男性と、通報者の男性が地面に倒れており、近くにはコンクリートブロックで窓ガラスなどを破壊されたクルマも止まっていた。

26歳の男性は鼻骨を折られており、全治1カ月程度の重傷を負っている。

通報者の話によると、トラブルの発端となったのはトイレの順番待ちで、これに割り込んだ若い男に注意したところ、この男が逆上。いきなり殴りかかってきたという。

仲間の男2人も加わり、26歳の男性に殴る蹴るの暴行を加えた上で外のクルマを破壊。さらには「罰だ、これを支払っておけ」などと、自分たちの飲食代の支払いを強要している。

警察では強盗傷害と器物損壊事件として捜査を開始。目撃者などからの聞き込みを続けていたが、大府市内に在住する26歳の男ら3人が上司に連れられて警察に出頭。容疑への関与を認めたため、同容疑で緊急逮捕している。

警察の取り調べに対し、男たちは「当時は泥酔状態で、あまりよく覚えていない」と話しているようだ。

《石田真一》

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