日産自動車が発表した2004年の生産・販売・輸出実績は、グローバル生産台数が前年比8.0%増の319万4119台で3年連続で前年を上回った。
国内生産は同2.2%減の143万9007台と3年ぶりにマイナス。鋼材不足で減産したことが影響した。国内販売は同0.2%増の82万6822台で、ほぼ横ばいだった。
『マーチ』や『プリメーラ』などの主要モデルは低調だったものの、軽自動車販売が伸びた。輸出は同2.9%増の72万8929台で3年連続で前年を上回った。
海外生産は同18.1%増の175万5112台で、過去最高となった。米国生産が同44.5%増、スペインが同22.6%増となるなど好調だった。