気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年12月16日付
●ホンダ、走るアシモ公開、6年後には手紙配達も(読売・8面)
●直下型地震、夕方、火災で6200人犠牲、被害想定、早朝、倒壊で4200人(朝日・1面)
●冬のボーナス連続増、大企業、平均82万6738円(朝日・11面)
●マツダ工場、乾燥炉出火(朝日・39面)
●いすゞ、鋼材融通GMと交渉(産経・5面)
●スズキ、年明けも生産調整、ポスコに供給要請(日経・11面)
●いすゞ、今期末、7年ぶりに復配。トラック業績回復(日経・11面)
●タイヤ脱落防止ボルト点検通達、国交省(日経・42面)
ひとくちコメント
不審火による火災で3人の犠牲者が出た「ドン・キホーテ」。きのうの株価はストップ安になるなど、火災による業績の悪化が懸念されているが、今度は新車販売が絶好調のマツダでも工場火災が発生した。
15日午後11時ごろ、広島市にあるマツダ宇品第一工場内の塗装工場の乾燥炉付近から出火。一時、炎が上がり、ガスのにおいがするため、現場に近づけない状況だったという。出火当時、工場は稼働中。
日経などの報道によると、構内にいた従業員らは避難し、けが人はいないもようだが、出火後、宇品第一工場のラインを停止したという。
同工場はマツダの主力工場で、スポーツカー『RX-8』やコンパクトカー『ベリーサ』などを生産しているが、今後の生産や業績に影響が出るのは必至とみられる。