日本損害保険協会が26日発表した加盟22社の今年度上半期(4-9月)の元受正味保険料は前の年の同じ時期にくらべ1.5%減の4兆4270億円となった。海上・運送保険、新種保険を除く全保険種目がマイナスだった。
元受正味保険料の4割を占める自動車保険の収入は、前年同期にくらべ2%減の1兆7892億円となった。マイナス幅は前年同期の1.1%減から若干拡大した。
その他の種目では火災保険が同2.4%減の6923億円、傷害保険が同1.9%減の7635億円だった。海上・運送保険は、輸出の増加により同3.7%増の1344億円となった。自賠責保険は同1.6%減の6399億円とマイナスに転じた。