「ハマーボンバー」が逮捕される

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ロサンゼルス近辺で昨年から、ハマーをはじめとする大型SUVのディーラーが焼き討ちにあう事件が相次いだ。

これは1月に発表された、SUVは他の乗用車や歩行者にとって危険であり燃費が悪い点で環境にも悪影響を及ぼす、というレポートに反応して起こった事件で、複数の過激派環境保護団体などが疑われていた。

そのうち、昨年8月に起こったハマーディーラーへの火炎瓶投げ込みについて、ロサンゼルス市警はカリフォルニア工科大の24歳の学生を逮捕した。この学生は警察の取り調べで容疑を認め、「SUVのディーラーは『悪』であり、正義を行った」と語ったという。

一連の事件で南カリフォルニアの4つのSUVディーラーが襲撃され、被害総額は500万ドル(約5億1700万円)にのぼり、焼失したクルマは125台。共犯の2人は国外に逃亡したものと見られている。有罪となった場合、容疑者には最高5年の禁固刑が課せられる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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