富士火災海上保険は15日、損害サービスを業界で初めて24時間・365日とする「セイフティ24サービスセンター」を稼働したと発表した。
これまでは同社の子会社が運営する「事故受付・相談センター」が事故時の対応に当たっていたことから、法令などの規制により契約者へのサービスが限定的だった。これを、損保会社本体の社員が対応する体制にしたことで24時間・365日の対応が可能になった。
新サービスセンターでは、深夜・休日を問わず平日の営業時間帯と同様のサービスを提供。同センターに駐在する同社社員が事故直後に保険金支払いができるかどうかを判断するほか、保険金支払いを前提とした契約者へのアドバイス、相手当事者との話し合い、修理工場、代車、病院など各種手配、示談に向けた話し合いを行う。