高校生、無車検のクルマでひき逃げ

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警視庁は14日、無車検の乗用車を運転中に14歳の女子中学生をはね、重傷を負わせたまま逃走していたとして、18歳の男子高校生を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

少年は「怖くなって逃げた」と供述し、容疑を全面的に認めているという。

警視庁・板橋署によると、事故が起きたのは今月4日の午後9時30分ごろ。東京都板橋区本町付近の国道17号線で、学習塾から帰宅する途中だった14歳の女子中学生が自転車で青信号に従って通行していたところ、右折してきた乗用車にはねられた。

はねられた女子中学生は弾みでボンネットに乗り上げたが、クルマは約10mを蛇行するように走って振り落とした。女子中学生は頭を路面に叩きつけられ、近くの病院に運ばれたが頭蓋骨を骨折する重傷を負った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報からクルマの所有者から事情を聞いていた。

このクルマは車検切れの状態で転売されていたことがわかり、このクルマを購入したとされる18歳の男子高校生から任意で事情を聞いていたところ、「ドンという音がしたので、人をはねたと思い、怖くなって逃げた」などと供述したため、業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

この男子高校性は今年6月に運転免許を取得。8月にクルマを譲り受けていた。しかし、車検取得や自賠責保険加入については「カネがない」として行わず、ずっと無車検、無保険状態でクルマを乗り回していた。

保険に加入していないため、被害者は政府の保障制度の申請を行い、これが認められるまでの間は治療費などを一時的に自身で立て替える必要が生じる。

警察では道路運送車両法違反容疑でも男子高校生を書類送検する方針だ。
《石田真一》

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