後部座席から車外放出、他のクルマにはねられ死亡

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13日、北海道室蘭市内で、乗用車同士が丁字路の交差点で衝突する事故が起き、後部座席から車外に放出された15歳の少女がもう一方のクルマにはねられて死亡する事故が起きた。

警察では双方の運転者から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

北海道警・室蘭署によると、事故が起きたのは13日の午前8時20分ごろ。室蘭市輪西町3丁目付近の市道交差点で、丁字路を右折しようとしていた49歳女性が運転するクルマと、直進しようとしていた26歳男性が運転する乗用車が出会い頭に激突した。

この事故で右折をしようとしていたクルマの後部座席に乗っていた15歳の少女が、衝突の衝撃によって車外に放出。衝突後も右に急ハンドルを切ったまま進行していた直進車にはねられ、下敷きとなるかたちで数メートル引きずられた。

少女は近くの病院に搬送されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡が確認された。少女はシートベルトを着用しておらず、これが被害を拡大したようだ。

現場は信号機が設置されていない丁字路で、右折しようとしていたクルマに一時停止の義務があった。警察では双方の運転者から業務上過失致死容疑で事故当時の詳しい状況を聞いている。

《石田真一》

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