モータースポーツのルーツを自認するフランスらしく、パリサロンにはモータースポーツ関連専門のホールがある。そこで見つけたのがこの奇妙な乗り物『ストリート・タートル』だ。
構造はいたってシンプルで、合板のシャシーにステンレスのパーツを組み付けてエンジンを載せただけ。ストリートとは名がついているものの、主にカートコースで遊ぶことを想定している。
あぐらをかくように板の上に座り、左手のグリップ先にあるトリガーでスロットル操作、右手のグリップでステアリング操作を行なう。ブレーキは右手のレバーをサイドブレーキのように手前に引くと作動するメカニズム。
エンジンは4ストローク35ccで、「スバルだよ!」とのこと。どうやらロビン・エンジンのことらしい。デモ走行では、スピードはさほどではないものの挙動はカート以上にクイックに感じられ、相当のスリルが体験できそうだった。日本へもだれか輸入してくれないかな?