進路を塞いだ乗用車にバイク激突

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11日、山口県小郡町内の国道で、ガソリンスタンドから対向車線へ進行し、右折しようとしていた乗用車の側面に、直進していたバイクが激突する事故が起きた。

この事故でバイクに乗っていた16歳と17歳の少年が死亡している。

山口県警・小郡署によると、事故が起きたのは11日の午前0時5分ごろ。小郡町上郷の国道9号線で、道路沿いのガソリンスタンドを出て、対向車線側へ右折しようとしていた19歳の少年が運転する乗用車に対し、直進してきたバイクが側面に激突した。

直後にバイクは転倒。乗っていた16歳と17歳の少年が相次いで路上に投げ出された。2人は近くの病院に収容されたが、2人とも頭を強打しており、脳挫傷などが原因で死亡している。どちらの少年がバイクを運転していたのかについては、まだ判明していない。

現場は中央分離帯が設置された片側2車線の見通しの良い直線。乗用車は分離帯の切れ目から、山口市方面に右折しようとしていたが、バイクを目視していなかったか、あるいは気づくのが遅れたとみている。

警察では運転していた少年から業務上過失致死容疑で引き続き事情を聞いている。

《石田真一》

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