刺殺されたドライバー、刺して逃げる途中だった

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愛知県警は5日、41歳の男性を刃物で刺して死亡させたとして、56歳の元暴力団員を殺人容疑で逮捕した。

被害者の男性は胸など数カ所を刃物で刺された状態でクルマを運転。一宮市内の県道で衝突事故を起こしたところを発見されたが、収容先の病院で死亡している。

愛知県警・捜査1課によると、殺人容疑で逮捕されたのは一宮市内に住む56歳の元暴力団員。

事件の発端となったのは今月2日の夕方に発生した1件の交通事故だ。午後4時5分ごろ。一宮市多加木付近の県道交差点で、信号待ちをしていた乗用車の側面部に軽自動車が衝突、別のクルマにも接触して停止した。

乗用車を運転していた人が軽自動車の車内を覗きこむと、左胸や背中などを刃物で刺されたとみられる血まみれ状態の男性が座っており、「救急車を呼んでくれ」と弱々しい声で伝えた。男は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡した。

事故を起こした男性は救急隊員に対して「知人とトラブルになって刺された。そこから逃げ出してきた」などと話していたことがわかり、同署が周辺を捜索したところ、クルマが走ってきた方向にあったマンションに多量の血痕が確認された。

血痕は56歳の元暴力団員の男が住む部屋まで続いており、警察ではこの部屋に住む男が
事件に関与したと判断。その行方を追っていたが、男は腹を刺されて軽傷を負い、近くの病院に入院していることがわかり、そこで任意の聴取が行われた。

この際、男は調べに対して「金銭を巡る口論から男性を刺したが、自分も同様に刺された」と、容疑を大筋で認めたとめ、殺人容疑で逮捕している。
《石田真一》

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