強引に右折をしようとしたクルマ、トラックに当て逃げする事故を起こす

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3日、神奈川県横浜市内の国道で、第1車線(左側)を走行していた乗用車が交差点で右折を強行し、第2車線(右側)を走行していた普通トラックと接触する事故が起きた。

乗用車はその場から逃走していたが、パトロール中の警察官が発見、運転していた21歳の男が当て逃げした容疑を大筋で認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

神奈川県警・青葉署によると、事故が起きたのは3日の午前4時ごろ。横浜市青葉区市ケ尾付近の国道246号線で、第1車線を走行していた乗用車が右折しようと右に急ハンドルを切り、第2車線を走行していた59歳の男性が運転する保冷車と接触した。

この事故で保冷車が左前部を損壊。運転していた男性が軽傷を負ったが、乗用車はそのまま現場から逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事故として捜査を開始。事故から約30分が経ったころ、現場から約700m離れた市道で、事故の痕跡が背ある乗用車を発見。職務質問を行ったところ、容疑を大筋で認めたため、業務上過失傷害と道交補違反容疑で緊急逮捕した。

男は警察の取り調べに対し、「曲がろうとした際にトラックと接触し、怖くなって逃げてしまった」などと供述しているという。右折を強行した理由については「曲がるべきところを過ぎそうになった」などと話しているようだ。

《石田真一》

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