酒酔いトラックと正面衝突した乗用車が炎上、運転手が焼死

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1日、京都府瑞穂町内の国道で、対向車線側に逸脱したトラックが、順走していた乗用車と正面衝突する事故が起きた。

衝突によって乗用車は炎上し、運転していた39歳の男性は焼死体で発見されている。警察ではトラックを運転していた39歳の男を業務上過失致死の現行犯で逮捕した。

京都府警・園部署によると、事故が起きたのは1日の午後11時50分ごろ。瑞穂町戸津川付近の国道173号線で、トラックが対向車線側に逸脱。順走していた乗用車と正面衝突した。

この事故によって乗用車は大破し、漏れた燃料に引火するなどして直後に炎上。クルマは30分ほどで全焼し、運転していた男性は逃げる間もなく炎に包まれたとみられ、運転席付近から焼死体で発見されている。

警察ではトラックを運転していた男を業務上過失致死の現行犯で逮捕したが、後の調べでこの男から高濃度のアルコールを検出。事故当時は泥酔に近い状態だったことも明らかになった。

さらには取り調べの際に「事故の瞬間は居眠りをしていたらしく、よく覚えていない」と供述しているようだ。

警察では男が酒を飲みながら運転を続けていた可能性についても調べを進めるとともに、悪質と判断した場合には容疑を危険運転致死に切り替えるとしている。

《石田真一》

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