今回の東京ゲームショウ(9月24−26日)に出品されたクルマ関係のゲーム中、最も異質といえるのがEA(エレクトロニック・アーツ)の『バーンアウト3 テイクダウン』だろう。
このゲームは速く走るだけでは勝てない。なんと他車とのクラッシュで勝負するのだ。
このゲームの醍醐味は「クルマを壊しまくる」ということにある。他車との競争になることだけは普通のレースゲームと一緒だが、ライバル車がガードレールに衝突したり、立ち木に突っ込んだり…など、ミスを誘発して相手を木っ端微塵にすることが得点につながる。もちろん故意に突っ込むなんていうのも、このゲームの世界ならアリ。
クラッシュイベントというものもあり、こちらは対向車線の逆走やニアミスなど、危険な行為をするほど高得点が得られる。
最近のレースゲームは現実に近づこうとしているが、こういった非現実的なゲームは何も考えずに楽しめるから面白い。
このゲームは今月14日に発売される予定だ。クルマを壊す快感や、ライバル車を文字どおり「潰す」ことの楽しさは病みつきになるかも!?