酒気帯び運転と、無免許運転が出会い頭に衝突

自動車 社会 社会

8日、福岡県福岡市南区内の県道で、駐車場から県道へ出ようとしていた乗用車と、県道を直進していた乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。シートベルトを装着していなかった女性が車外に放出され、重傷を負っている。

福岡県警・(福岡)南署によると、事故が起きたのは8日の午前2時ごろ。福岡市南区大池1丁目付近の県道で、隣接する駐車場から県道に出ようとしていた51歳の男性が運転する乗用車が、県道を直進中の乗用車と出会い頭に衝突した。

この事故で双方のクルマは大破し、駐車場から出ようとしていたクルマに乗っていた36歳の女性が車外に投げ出され、頭を強く打つなど重傷を負っている。女性はシートベルトを着用していなかったとみられている。

県道を直進していたクルマを運転していた男は、事故後に徒歩で逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件の疑いもあるとして捜査していたが、事故から約3時間後に近くの警察署に出頭している。

後の調べで、駐車場から出ようとしていたクルマを運転していた男性は酒気帯び状態、直進車を運転していた男性は無免許であることが判明しており、警察では業務上過失傷害と、道路交通法違反のそれぞれの容疑で両者から事情を聞いている。

直進車を運転していた男は警察の調べに対して「無免許が発覚するのが怖くなって逃げた」と供述しているが、その一方で「相手方が飲酒運転だったは信じられない」などと語っているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース