日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車販売協会が1日発表した8月の新車販売速報によると、リコール隠し事件で不振が続く三菱自動車工業の総販売台数は、前年同月比45.5%減の1万0092台となった。
52.2%減少した7月よりは落ち込み幅が改善したものの、依然としてほぼ半減の状況だ。とくに登録車は56.2%減の2946台に低迷。三菱ふそうトラック・バスの5942台をも下まわり、メーカー12社中11番手に落ち込んだ。
10月には『コルトプラス』を投入して、宣伝活動などを復活させる計画だが、系列ディーラーにとっては9月も厳しい情勢が続く。