タイヤパンク被害は収まるか…常習者とみられる男を逮捕

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山形県警は23日、千枚通しなどを使い、駐車中のクルマのタイヤをパンクさせていたとして、軽犯罪法違反容疑で逮捕されていた小国町内に住む男を器物損壊の容疑で再逮捕した。

同町内ではタイヤがパンクさせられる事件が相次いでおり、警察では関連を調べたいとしている。

山形県警・小国署によると、再逮捕されたのは小国町内に住む55歳の男。この男は今月12日の夜、同町内にある大規模小売店舗の駐車場に侵入し、正規のスペースに駐車されていた55歳女性が所有する乗用車の右後輪に千枚通しを突き刺し、パンクさせた疑いがもたれている。

男は別のタイヤパンク事件を起こし、軽犯罪法違反容疑で現行犯逮捕されているが、その後の調べで数件の余罪を自供。その他の事件についてもこの男の起こした可能性が高くなった。

小国町では昨年夏から90件を超えるタイヤパンク事件が発生しており、今年春ごろからは急増。同署が広報誌などで「不審人物を発見した場合には警察に通報するように」と町民に呼びかけるほどだった。

同署では町内で発生したすべての事件について裏付け捜査を行うとしている。

《石田真一》

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