衝突後に引きずられた? ひき逃げで死亡

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17日、大阪府大阪市旭区内で、男性が路上でうつ伏せになり、血を流して倒れているのを付近を通り掛ったタクシーの運転手が発見、警察に届け出た。男性はすぐに近くの病院へ搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

現場にこの男性が引きずられたような痕跡が残されていることから、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

大阪府警・旭署によると、事故が起きたのは17日の午前3時30分ごろとみられている。大阪市旭区太子橋3丁目付近の市道を通り掛かったタクシーの運転手から「頭から血を流した男性が路上に倒れている」との110番通報が寄せられた。

同署員が現場に急行すると、近くに住む30歳の男性が市道上にうつ伏せで倒れていた。男性は救急車で病院に搬送されたが、頭を強打しており、間もなく死亡が確認された。

男性が倒れていた付近の路上には、約5mに渡って何かを引きずったような痕跡や、男性のものと思われる血痕が付着していた。このことから警察では男性が路上を歩いていた際、現場を走行していたクルマにはねられたものと断定。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場の市道は幅員6m程度で、周囲が暗いために夜間の見通しは決して良くないという。

《石田真一》

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