ICランプウェイに8キロリットルの燃料が流出

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3日、富山県福岡町内の能越自動車道・福岡インターチェンジ(IC)で、上り線へ合流するランプウェイを走行していた大型タンクローリーがガードレールに接し、弾みで横転する事故が起きた。

搭載していたガソリンや軽油が漏れ出し、これを処理するために約6時間に渡って通行規制が行われた。

富山県警・高速隊によると、事故が起きたのは3日の午前7時15分ごろ。福岡町開ほつ付近の能越自動車道・福岡ICで、上り線に向かうランプウェイを走行していた大型タンクローリーが急カーブを曲がりきれずにガードレールに接触。体勢を立て直そうと操作している間に横転した。

タンクローリーは上り線へのランプウェイを塞ぐ形で倒れ、さらにはタンクから搭載していたガソリンと軽油が漏れ出す騒ぎとなった。

ガソリンと軽油は合わせて8キロリットルほど流出。ランプウェイはこの処理を行う必要や、火災の危険性があるために通行止めとなり、同ICでの上り線への流出入が不能となった。完全復旧までは約8時間を要すなど、大混乱に陥った。

タンクローリーを運転していた59歳の男性は「速度を出しすぎていた。ブレーキを踏んだが全く効かず、ガードレールに数回接触して、それでバランスを崩してしまった」と供述しているという。

警察では速度超過が事故の原因とみて、道路交通法違反容疑でさらに事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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