トヨタ自動車が発表した2004年度4-6月期(第1四半期)連結決算によると、売上高が前年同期比10.2%増の4兆5103億円、営業利益が同31.6%増の4486億円となり、増収増益となった。
売上高、営業利益、税引前利益、当期純利益が第1四半期として過去最高の業績となった。
国内を除く新車販売が好調だったのが主因だ。販売台数は同12.4%増の179万1000台だった。北米、欧州、アジアなど海外販売が全体的に好調だった。
増益要因は、新車販売の好調などで1700億円、コストダウンで400億円の効果があった。ただ、為替差損が700億円、諸経費の増加が321億円あったものの、全体としては大幅増益となった。
税引前利益は同26.7%増の4704億円、当期純利益が同28.8%増の2866億円だった。
トヨタは連結決算の見通しを公表していない。