パトカー追跡中の事故? 新聞配達員が死亡

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1日、岐阜県岐阜市内の市道で、パトカーに追跡されていた原付バイクと、18歳の少年が運転する乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。原付バイクを運転していた61歳の男性が頭を強打し、収容先の病院で死亡している。

岐阜県警・岐阜北署によると、事故が起きたのは1日の午前3時ごろ。岐阜市内の市道をパトロールしていた同署・地域課のパトカーが、ヘルメット未着用で新聞を配達している61歳の男性を発見。赤色灯やサイレンを使用しない状態で追跡を開始した。

バイクは500mほど逃走したが、岐阜市萱場町付近の市道交差点に差し掛かった際、18歳少年の運転する乗用車と出会い頭に衝突し、弾き飛ばされるように転倒。乗っていた男性は路上に投げ出された。

男性は近くの病院に収容されたが、頭を強打しており、間もなく死亡している。

現場は信号機が設置されていない見通しの悪い交差点で、警察では乗用車とバイクの双方が安全確認を怠ったことが事故の原因とみている。

なお、事故と追跡の因果関係についてはわかっておらず、パトカーの乗務員が停止命令などは出したかどうかなど、詳細についても明らかにされていない。

《石田真一》

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