7月31日午後、宮城県南方町内の県道で、80歳の男性が運転するワゴン車と、50歳の男性が運転する普通トラックが正面衝突し、7人が死傷した。警察ではワゴン車側がカーブを逸脱して対向車線側に進入したことが事故の原因とみて、調べを進めている。
宮城県警・佐沼署によると、事故が起きたのは7月31日の午後1時50分ごろ。南方町大平付近の県道で、80歳の男性が運転するワゴン車が緩やかな左カーブを逸脱して対向車線側に進入し、走ってきた50歳男性の運転する普通トラックと正面衝突した。
この事故でワゴン車は大破し、運転していた男性を含む80歳の男女4人が死亡し、2人が重傷を負った。また、トラックを運転していた男性も重傷を負っている。
ワゴン車に乗っていたのは、隣接する迫町の小学校出身の同窓生5人と知人の合わせて6人で、志津川町で行われた同窓会の帰路に起きたという。
警察では事故の原因を調べているが、速度超過が原因の事故なのか、ハンドル操作の誤りなのかは現時点で判明していないとしている。