慌てて踏んだのはアクセル、2人が意識不明に

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5日午後、島根県川本町内で軽ワゴン車が暴走し、女性3人を相次いではねた後、近くの民家の塀に突っ込む事故が起きた。警察ではクルマを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

島根県警・川本署によると、事故が起きたのは5日の午後3時ごろ。川本町川本付近の県道に路上駐車しようとしていた43歳の男が運転する軽ワゴン車が突然暴走した。軽ワゴン車は制御が出来ないまま走り続け、前方を歩いていた女性3人を次々にはね、近くの民家の塀に突っ込み、ようやく停止した。

この事故によって85歳と75歳の女性が転倒した際に頭を強打して意識不明の重体。80歳の女性が軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた男を業務上過失傷害で現行犯逮捕している。

取り調べに対し、男は「クルマから降りようとした際、クルマが微速で走り出したので、これを止めようと思って慌てて乗り込んだら暴走した」と供述している。

男は降車の際にエンジンを停止させなかったことも認めており、現場の状況から警察では男がサイトブレーキを使わないで降車したためにクルマが動き出し、それを止めようとした際にアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が大きいとみている。

《石田真一》

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