バイクで接近、女性の胸を触っていた現職警官

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熊本県警は22日、道を歩く女性の背後から原付バイクで接近し、胸などを触っていた熊本北署の巡査を強制わいせつ容疑で逮捕した。逮捕容疑以外にも数件の余罪があるとみて、この巡査を厳しく追及する方針だ。

熊本県警・熊本南署によると、強制わいせつの容疑で逮捕されたのは、熊本北署の生活安全課に所属し、風俗関係の事案を担当していた22歳の巡査。

この巡査は今年5月25日の午後7時ごろ、熊本市薄場2丁目付近の市道を帰宅するために歩いていた20歳の女性の背後から原付バイクで近づき、追い越す際に胸などを触った疑いが持たれている。

また、5月27日には熊本市野口2丁目付近にある病院の駐車場に侵入し、45歳の女性の背後から抱きつき、その後にバイクで逃走した疑いが持たれている。

最初に犯行に遭った女性がバイクのナンバーを記憶しており、巡査の関与が浮上。22日の勤務中にこの巡査に任意同行を求め、犯行を自供したためそのまま逮捕した。

巡査は熊本北署で無店舗営業型風俗店の摘発など、風俗案件の捜査などを担当しており、取り調べには素直に応じ、「女性の体に興味があった」などと動機を供述しているという。

県警の監察官室では「余罪がある可能性が高く、慎重に捜査を続けるとともに、巡査に対しての処分も検討したい」と説明している。

《石田真一》

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