酒酔い体育教師、パトカーのフロントガラス殴打

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17日未明、兵庫県西宮市で、市道の車道部分を歩いた男にパトカーでパトロール中の警察官が注意したところ、この男が腹を立て、パトカーの窓ガラスを殴打した。警察では男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

兵庫県警・西宮署によると、事件が起きたのは17日の午前1時20分ごろ。西宮市北口町付近の市道をパトロールしていた同署・地域課のパトカーが、車道の中央部をフラフラと歩く男を発見した。

歩いているのが車道だったこともあり、パトカーに乗っていた警察官がマイクを使い、「そこの人、危ないから歩道を歩いてください」と注意を促した。

だが、車道にいた男はこれに激怒。何事かを叫びながらパトカーに近寄ると、平手でパトカーのフロントガラスを数回に渡って殴打。中にいた警察官に向かって「おまわり出て来い」と怒鳴った。

これを制止しようとした警察官とも小競り合いになり、制服をつかまれるなどしたため、同乗していた別の警察官が男を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。

逮捕されたのは西宮市内の中学校で体育を担当する39歳の男性教諭で、当時は泥酔状態。

警察では「警察官が身の危険を感じており、逮捕に踏み切った」と説明している。

《石田真一》

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