秋田県職員、飲酒運転と信号無視で摘発

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秋田県は14日、教育庁北教育事務所に勤務する48歳の男性主任指導主事が、酒気帯び運転と信号無視を行ったとして、道路交通法違反容疑で警察に摘発されていたことを明らかにした。

秋田県・教育庁によると、この主任指導主事は12日の午前1時30分ごろ、鹿角市花輪付近の国道282号線を走行中、信号無視を行ったところをパトロール中の秋田県警・交通機動隊の隊員に発見された。

この際、隊員はクルマを運転していた主任指導主事が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施。酒気帯び相当量のアルコールが検知されたため、道交法違反(信号無視、酒気帯び運転)での摘発を受けた。

主任指導主事は同日の午前に事態を教育庁に対して報告。この際には「運転代行を呼ぼうとしたがつかまらかず、仮眠も行ったので酔いは醒めたと思った」と話していたという。

秋田県では教職員に対する飲酒運転の罰則規定を昨年5月20日から強化。それまで人身事故を起こしたときにのみ適用していた停職・免職の処分を「飲酒運転で検挙された場合には、原則として免職」に改めている。

この主任指導主事は各学校の教員に対して学習指導方針や指導内容を指示する立場にあり、その職責は教員以上に重いとされている。

教育庁では主任指導主事に対し、厳しく対処するとしており、処分内容が注目される。

《石田真一》

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