上りきれずにふかしたら…。立体駐車場からあわや転落

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14日午後、山口県防府市内にあるショッピングセンターの立体駐車場で、乗用車が駐車場導入路のカーブを逸脱し、壁面を突き破って前部を1.5mほど建物外に露出させる事故が起きた。

運転していた33歳の男性にケガはなく、外壁の一部が真下に落下したが、歩行者にケガ人も出なかった。

山口県警・防府署によると、事故が起きたのは14日の午後0時15分ごろ。防府市中央町1丁目付近にあるショッピングセンター「防府サティ」にある立体駐車場の導入路で、3階から4階に向けて走行していた乗用車が右カーブを曲がりきれず、そのまま直進。金属製の車止めを乗り越え、さらには外壁も突き破って前部を1.5mほど建物外に露出させた。

外壁の一部が落下したが、買い物客はその場にいなかったため、巻き添え事故は免れた。また、乗用車を運転していた男性にもケガは無かった。

クルマは不安定な状態にあり、落下する危険性もあったため、警察と消防では周囲を封鎖。約1時間をかけて撤去作業を行い、成功している。

警察の調べに対し、運転していた男性は「急勾配で上りきれなくなったため、アクセルを踏み込んだら急加速してしまった」と供述しているという。

《石田真一》

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