2億4000万円の宝石、パンク修理中に盗まれる

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14日午後、大阪府池田市内の飲食店駐車場で、パンクしたタイヤを交換している間に、約2億4000万円相当の宝石類が納められたアタッシェケースが車内から盗まれた。警察では窃盗事件として捜査を開始している。

大阪府警・池田署によると、事件が起きたのは14日の午後2時30分ごろ。池田市旭丘付近にある飲食店で食事をしていた宝石販売会社の男性従業員から「宝石が入ったアタッシェケースが盗まれた」との通報が入った。

この男性は飲食店駐車場にクルマを止め、店内で取引先の男性と商談をしていたが、店を出ようとしたところでタイヤがパンクしていることに気づいた。男性はアタッシェケースを後部座席に置いたまま店内に戻り、取引先の男性と、店の従業員にタイヤ交換の手助けを依頼。タイヤを交換して店を出発したところ、後部座席に置いたアタッシェケースが無くなっていることに気づいたという。

パンクしていたのは左の前輪で、修理中には後部座席に何者かが近寄ったかどうかはわからないという。また、パンクしていたタイヤは空気を抜かれていただけで、穴が開けられるなどの損傷は無かった。

警察では何者かが車上荒らしを目的として、故意にタイヤの空気を抜いた疑いがあるとして、調べを進めている。

《石田真一》

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