ブレーキダクト規定違反でカナダGP決勝後に失格となってしまったパナソニック・トヨタ・レーシング。クリスチアーノ・ダマッタが8位入賞フィニッシュを果たしていただけに、非常に残念な結果となった。
「残念ながら、カナダGP終了後我々のフロントブレーキダクトが違法であるとの裁定が下った。スチュワードミーティングに控訴し、『違反は製造上に生じたものであり、ブレーキダクトは一般的に許容される範囲内である』と主張した」とテクニカル・ディレクター・シャシーのマイク・ガスコイン。
「だがスチュワード側はこれを認めず、結局、我々は懸命な戦いの末に手に入れた8、10位をあきらめ、決定を了承せざるを得なかった」
「常にレギュレーションに合致したマシンを走らせることはトヨタのポリシーでもある。ただただ残念であり、なんら競争的アドバンテージにつながってない、予期せぬ問題だった」