モトクロス競技中のバイク、観客席に飛び込む

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13日午前、高知県三原村内にあるオフロードレース場で、モトクロス競技を行っていたバイクが観客席に飛び込み、観戦していた男性に激突するという事故が起きた。男性は鼻骨などを折る重傷を負っている。

高知県警・宿毛署によると、事故が起きたのは13日の午前10時55分ごろ。三原村宮ノ川にあるオフロードレース場「TGTリンクス」で開催されていたモトクロスレースの競技中、40歳の男性が運転するバイクがジャンプ台を通過する際にバランスを崩し、コントロールを失ったままカーブを逸脱、その先にある観客席に突っ込んだ。

この事故で、レースを観戦した54歳の男性がバイクに直撃されて転倒。鼻骨などを折る重傷を負った。運転していた男性にはケガはなかった。

レースの主催者が警察側に行った説明によると、事故を起こした時間帯には250ccクラスのバイク17台が参加するアマチュアレースが開かれていたという。

バイクが接近する場所などには柵やロープを設置して観客が近づけないようにしていたが、今回バイクが突っ込んだ場所にはそうした防護措置が取られていなかったとみられる。

警察では運転していた男性からも事故当時の状況を詳しく聞いている。

《石田真一》

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