居眠り運転のクルマ、バイクと正面衝突

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13日未明、鹿児島県野田町内で、対向車線側に逸脱した軽自動車と2人乗りのバイクが正面衝突するという事故が起きた。衝突した2台とも道路脇の竹やぶに落ち、弾みでバイクは炎上。運転していた17歳の少年が転倒したバイクの下敷きになったまま死亡した。

鹿児島県警・出水署によると、事故が起きたのは13日の午前1時10分ごろ。野田町下名付近の町道で、31歳の女が運転する軽自動車が対向車線側に進入し、正面から走ってきた2人乗りのバイクと出会い頭に衝突した。

この事故によって、軽自動車とバイクはともに道路から約3m下にある竹やぶに転落。バイクは直後に炎上した。バイクを運転していた少年は、バイクの下敷きとなったまま身動きができず、全身を強く打ったことが原因で死亡。バイクに同乗していた19歳の女性は転倒した際に投げ出され、足などに軽傷を負った。

警察では軽自動車を運転していた女を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。少年の死亡を受け、送検までに容疑を業務上過失致死傷に切り替える方針だ。

取り調べに対して女は「居眠り運転をしていた。気がついたら正面にバイクがいて、どうすることもできなかった」と供述している。

《石田真一》

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