盗品車から部品転売の男、ナンバープレート遺棄に関与か

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埼玉県警は10日、自称・自動車解体業の男を盗品等有償譲受容疑で9日までに逮捕していたことを明らかにした。

この男の作業場から5kmほど離れた毛呂山町の河川敷では昨年秋から盗難車から外したとみられる大量のナンバープレートが発見されており、警察ではこの事件との関連も調べている。

埼玉県警・西入間署によると、盗品等有償譲受容疑で逮捕されたのは自称・自動車解体業を名乗り、スリランカ国籍を持つ35歳の男。この男は銃刀法違反容疑で逮捕・起訴され、今回新たに窃盗容疑で再逮捕された暴力団関係者を通じ、盗難車であると知りつつワゴン車など2台を8万5000円で買い取った疑いがもたれている。

男は買い取ったクルマを解体し、中古部品として転売していたとみられるが、この男がアジトとしていた毛呂山町の自動車解体場から5kmほど離れた河川敷では、盗難車から外したとみられる大量のナンバープレートが発見されており、これらがどのような経緯で遺棄されたものなのかは今も判明していないことから、警察ではナンバー遺棄に関してもこの男が関与した可能性も高いとみて、厳しく追及していく方針だ。

《石田真一》

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