GM(ゼネラルモーターズ)は、米国の5月の新車販売実績を発表した。乗用車、商用車合計の販売台数は前年同月比6.5%増の44万6787台と好調だった。
GMの販売は、高額なインセンティブに支えられているものの、順調に伸びた。乗用車は同0.4%減の17万41台と微減だったものの、商用車がピックアップトラック、SUVの販売好調で同11.3%増の27万6746台だった。
GMのジョン・スミス上席副社長は「消費者はガソリン価格の上昇を見守りながらも記録的な台数のピックアップトラックとSUVを購入してくれた。立ち直ってきた米国経済と車両価格の値ごろ感、車種選択の幅が広がった」ことで、販売は好調に推移したとしている。