キャリアカー、引渡し直前の民家に突っ込む

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5月31日午前、愛知県名古屋市内の交差点で、自動車運搬車(キャリアカー)と乗用車が出会い頭に衝突した。キャリアカーは衝突直後に道路脇にある改装中の民家に突っ込んだ。双方のドライバーや工事関係者にケガは無かった。

愛知県警・名東署によると、事故が起きたのは5月31日の午前11時20分ごろ。名古屋市名東区平和が丘4丁目付近の信号機の設置されていない市道交差点で、乗用車3台を積載したキャリアカーと乗用車が出会い頭に衝突した。

キャリアカーは乗用車を避けようとして急ハンドルを切ったが、結局は衝突。そのまま勢いあまって交差点の角に建つ改装中の民家に突っ込んだ。

この民家は前日までに改装工事が終わり、この日は最終的な清掃を行って午後には所有者に引き渡される予定だったが、この事故によって家の一部が大破してしまったという。

双方のドライバー、工事関係者とも幸いにも負傷者は発生しなかった。

現場は見通しのあまり良くない交差点で、これまでにも類似の事故が何件か発生している“事故多発ポイント”だった。警察では乗用車側の一時停止標識無視が事故につながった可能性が高いとして、乗用車を運転していた60歳の男性から事情を聞いている。

《石田真一》

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