カルソニックカンセイは、東京ラヂエター製造の第三者割当増資を引き受け、出資比率を現在の20.1%から40.1%に引き上げることを決めたと発表した。
カルソニックカンセイは、1995年に当時のカルソニックが、いすゞ自動車系の部品メーカーだった東京ラヂエター製造と技術援助契約を締結した。1997年3月にはカルソニックがいすゞから発行済み株式数の20.1%を取得し東京ラヂエター製造を関係会社とした。
現在、中・大型のラジエターを両社で生産しているが、今回カルソニックカンセイは出資比率を引き上げて東京ラヂエター製造を子会社化し、両社の関係をより緊密化するとともに、重複している資源を集約してグループ経営の効率化を図る狙いだ。
東京ラヂエター製造が第三者割当増資で発行する3600万株をカルソニックカンセイが引き受け、連結子会社化する。