駐車車両を避けようとハンドル切りすぎ

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26日午後、静岡県藤枝市内で、大型観光バスが駐車車両を避けようとした際にハンドルを切りすぎ、道路左側に設置されていた信号柱に側面部を衝突させる事故を起こした。この事故で遠足中の幼稚園児など6人が軽傷を負った。

静岡県警・藤枝署によると事故が起きたのは26日の午後1時20分ごろ。焼津市内にある幼稚園が園児の遠足のためにチャーターした大型観光バスが、藤枝市城南付近の市道交差点を左折した際、道路左側に設置されていた信号柱に車体側面部を衝突させた。

この事故でバスの左側中央部付近にあった窓ガラス2枚が大破。車内に飛び込んできた破片を浴びた4歳の女児と2歳の男児、その母親など合計6人が切り傷や擦過傷などの軽傷を負った。

警察ではバスの運転手から業務上過失傷害の容疑で事情を聞いているが、運転手は「前方に停車していた車両を避けようとして目測を誤った。ハンドルを切りすぎたことによって車体中央部分が電柱と干渉してしまった」などと供述しているという。

バスには当時、園児や保護者、引率の教師を含めた53人が乗車していた。衝突の衝撃は軽微だったが、車内は一時騒然となったようだ。

《石田真一》

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