割り込みを避けようとして歩道に乗り上げ

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25日夜、滋賀県大津市で、乗用車が歩道に乗り上げて暴走し、歩いていた男性4人を次々にはねるという事故が起きた。この事故で4人が重軽傷を負った。警察では乗用車を運転していた34歳の男を逮捕している。

滋賀県警・大津署によると、事故が起きたのは25日の午後8時30分ごろ。大津市松山町付近の国道161号線を走行していた乗用車が道路左側の歩道に突然進入。歩道上を暴走した。当時この歩道には京都市内の大学に通う男性4人が歩いていたが、クルマはこの男性らを次々にはねた。

この事故で21歳の男性が左足の骨を折る重傷を負い、他の3人も避けようとした際に転倒して頭を打ったり、打撲などの軽傷を負って病院に収容されている。

警察では乗用車を運転していた34歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。調べに対し、この男は「右車線から割り込んできたクルマを避けることがでぎず、とっさにハンドルを切った。次の瞬間には歩道に乗り上げていた」と供述しているようだ。

警察では強引な割り込みが事故を誘発した可能性もあるとして、事故直前の様子を目撃した人がいないかどうか調べている。

《石田真一》

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